着物を着るなら、着姿が美しくなる作法について知っておきましょう。
まず、着物を着た時の立ち姿は足を開きすぎないのがポイントですから、顎は少し引いて背筋を伸ばし、両足の親指を数センチほど開いて立ちましょう。
歩く時には裾が広がらないように右手で上前を軽く押さえつつ、足幅は小さめにすると綺麗に見えますよ。
階段を登る時には、裾を踏んでしまわないように片手で持ちながら登ると良いでしょう。
座る時には、片足を椅子の前に置いて、次にもう片方の足を添えるように椅子の前に立ち、袖は前で重ねておくと綺麗に見えますよ。
椅子に深く腰掛けてしまうと帯の結び方によっては崩れてしまう事が考えられますので、着物の時には浅く腰掛けるのがポイントです。